「……ッ」 自分の白衣をギュッと握りしめて、目眩が落ち着くのを待った。 次第に酷くなる息苦しさも、なんとか我慢しようと深呼吸も続けた。 「……ッハ…ァ、……ッ…」 限界が近づく頃、体がフワリと宙に浮いた。 それは…私の感覚じゃなくて………実際に持ち上げられているみたいだ。 「…処置室行く?」 ぐったり力を抜いた私の耳元で、聞き覚えのある声が聞こえた。 「……ぁぉ」 「……無理するなって言ったのに」 「急に………」