入院初日の朝。 高島先生が配慮してくれたのか、来たのは島内さん…らしき声。 「おはようございまーす、季蛍先生。」 先生と呼ばれているのに、患者の立場なのがなんだか違和感があって……恥ずかしくて。 布団に潜ったままでいた。 「季蛍先生。高島先生から頼まれてるんですけど…検温です!」 島内さんにそう言われても、出るのが嫌で潜ったまま。 入院をすると言った訳でもないのに、無理矢理入院させられて不満だし。