最初は戸惑っていた手も、徐々にスムーズに。 季蛍と同じように接しても、友那がいやがることはなかったから…一安心。 季蛍が嫌がりすぎなのか。 「……結婚式したし…疲れてたんだよ。すぐ下がる、きっと」 「うん……」 「…おやすみ」 「………ありがとう、そーくん」 …………。 や………… やばい…。 う、嬉しい・・・。 余計……遠距離恋愛が辛くなりそうだ。 そう思った俺のとある休日。