蒼のブカブカの服を着ている私を見て、なんだかご満足している蒼。
「何気にいいかも」
なんて言いながら、私を見つめている。
「ねぇ~…これブカブカすぎない?袖が長いよぉ」
「……そう?」
「うん…。」
「なんかお人形みたい。かーわいい」
私で楽しんでるような蒼に少しイラッとして
「もー!……私人形じゃないんだからねぇ!!」
と、Tシャツを投げる。
「はーいはい。熱が出る前にはやく寝ろー」
そう言って…蒼はお風呂場へと消えていく。
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