そんな夏来を毛布で包み、私は玄関へ向かう。









「…愛優、ごめん…夏来のこと病院に連れてってくるから…留守番よろしくね」










「あ、うん」









急いで外に出たのはいいものの、車は蒼が乗っていってしまっているので、バス停まで急いだ。