「いい加減にしろ…」 帰宅してきた芙羽は、ベッドに潜る私に言った。 「病院の薬はちゃんと約束守らないといけないんだよ?凜」 未だ微熱が下がらない。 それは…きっと、私が薬を飲まないからだ。 あんな粉薬…一日飲めただけでもいい方だったのに。 それを1日三回も飲まなきゃいけないなんて、無理だ。