苦笑いをしながらサービスカウンターへい急げば、夏来がニコニコしていた。 「……ホントすいません」 ペコペコ頭を下げている間も、夏来は脳天気に笑っている。 サービスカウンターを去った後、夏来は 「ぱぁぱとまんま迷子になっちゃ…めーでしょ」 と言うもんだから、大したもんだ。 「…あのなぁ」 どれだけ心配したと思ってるんだ…。 完全にアクセントが`蒼´じゃなくて`青い´だったけどな…。