ピンポンパンポーン……─────





『本日は、ショッピングモール○○店にお越しいただき…誠にありがとうございます。




お客様に迷子のご案内を致します。』









「「あっ」」









季蛍と声を上げて、耳を澄ませていると…











『青くて……短い髪で…お医者様をやられている……小さなお子さまのお父様。



お子さまがお呼びです。至急、二階…サービスカウンターまでお越しください』










少し余韻のあった後、








ピンポンパンポーン───…………














「…あ……青い…、?」