「……あの人が……想良が言ってた病院の先輩?」








コソッと言われて、










「そ。………俺の自慢の先輩」









「かっこよかった」









「……」









内心傷ついていると、










「も、もちろんそーくんの方が好きだよ!?




好きに決まってるじゃん!!勘違いしないでね?私そーくん好き」








大声を張り上げた彼女…。









回りの人の視線を感じたと思えば、彼女は恥ずかしそうに俯く。










「…はは、だいたーん」









「…う、うる…さい…」





















俺の人生初の結婚式は、今まで生きてきた中で一番幸せな日であった…







と言えるかもしれない。