「っていうか…俺たちんところいていいの?今日の主役お二人さんが。」
「…えっ」
「真っ先に俺たちのところ来るって…なぁ?」
季蛍も
「そうですよぉー、悪いです」
「…いや。蒼先生と季蛍のところには…一番に行きたかったので」
「嬉しいこと言ってくれるね」
「……ほんと、いつもお世話になってます」
隣にいる彼女も、ぺこりと頭を下げた。
「いやいや。……でも…高島、おめでとう」
そんなストレートな言葉が、なんだか胸にジーンときちゃって、
「……はは、すいません、照れます」
「おめでとうございます、高島先生」
そう言って微笑んだ季蛍にも、なんだか心がうたれてしまって。
「ありがとう、季蛍。………それと…蒼先生」
「ん、ほら、皆待ってるんだから。」
そう言って蒼先生は俺の背中を押した。
「…じゃあ、後ほど」


