パパが帰ってくるなり、お母さんは布団からヌクッと起きあがって。








「蒼っ…」









って、寝室を飛び出していった。








あんだけ呼ばなくていい、って言ってたくせに。








後を追うように寝室を出てみると、パパに抱きつく…お母さん。










皆の家って…こういう光景があるのだろうか?











パパは不思議そうに、








「……どうしたの?季蛍」









なんて言っている。










「…気持ち…悪…くて……喉痛いし……頭痛ッグスッ」










「……泣くな。」