「上手い!凜!! 美味しいよ………」 美味しい、その4文字だけが…深く心に残る。 「………ありがと」 「凜………料理、上手になったな」 そう言ってくれた芙羽が食べていた煮物は、ちょっぴりしょっぱく、そして甘い味がした。