それからの一日といえば、毎時間の授業で注意される琴を見ていられず。 「パンの上で寝るな…」 と呆れた先生の声と、教室に響く笑い声。 お昼に食べるであろうパンを枕にして眠るもんだから、琴ってちょっと変わってるかもしれない。 「…琴、……こーとっ。起きて」 「ん……、眠い」 「琴ってば…」