ガタッ、ふらふら、ふらふらふら、ふらふら〜、バンッ

「いったぁーい。最悪、めんどくさい、はぁ〜、早く雷ちゃんとこ、行ってねよーと。ふぁー、ふぉんほにふぇむにゃいなぁー」

陽「連れて行きましょうか?」

陽ちゃんが、私のとこまで来て、皆に聞こえないくらいに、そういった。

「いいの?陽ちゃん」

陽「はい。その代わり、廊下に出て、少し歩いたところからですけど」

「それでもいいから〜」

陽「ちょっと、用事あるから、抜けるな。皆、自習しとけよ」

「「「はーい!」」」

クイクイっ、私は、陽ちゃんを引っ張った。

「早くいこ」

陽「はい、行きましょうか」

「うん」