「あげる、メリークリスマス」 「これ…」 上からふわふわした物が感じた。 首に掛けられたのはマフラーだった。 「青い…マフラー…。まさか玲が…?」 「暇だったから」 玲の手編みのマフラーとか…。 少し可笑しかった。 だって普通女の子が手編みのマフラーをあげるのに。 「ありがとう…。ケーキ、食べよっか。」 「だから俺甘いの無理なんだって」