黒猫男子とツンデレ女子


それくらい…分かってる…。
一緒に登校なんてしてない。
学校でもあまり一緒にすごしてない。

全然平気なはずなのに。
余計に気になってしまう。

「食べても何しても…全然満たされない…」

「俺さ、怜ちゃん好きだけど怜ちゃんが可哀想だよ。」

かるちゃんの言葉に手が止まった。

「怜ちゃん、玲が好きなんでしょ…?」

「…絶対違う」