「あ、怜ちゃん!」 かるちゃんのもとへ駆け寄ると、かるちゃんは私の服をまじまじと見た。 「変かな…」 「いや、初めて私服見たから…」 「うん!選ぶのに時間かかったんだ!あ、これクリスマスプレゼント!」 「ありがとう!!!!あはは、怜ちゃんらしいなぁ!あと、これは俺から!家に帰って開けてみて!」 結局手編みのマフラーは出来なかった。リストバンドにお花の刺繍。 かるちゃんには可愛い過ぎたかな? かるちゃんと二人で町を歩いた。