「お、もう片付けんのかよ、」 「うん、もう5分前だし。」 私とかるちゃんで片付け始め、床に転がった球を拾い始めた。 玲の邪魔にならないように…。 私は玲の背後の壁ギリッギリを通った。 玲との距離は1mもなかった。 「きゃあ!!!!」 「ごめんっ、」 玲の腕が私の体に当たった。 ぶつかってしまった。 ラケットが私の肘に当たる。 やばい…怒られる…。 せっかくいいラリーしてたのに私が邪魔しちゃった…。