黒猫男子とツンデレ女子


「あ~も~最悪!」

何度もバックを探しても見つからない。

お母さん6時に仕事終わるんだよなぁ…。

はぁ…ついてない。


「僕らのであ~い~が~もし偶然ならば~運命ならば~」


こんな時は呑気に歌でも歌ってれば時間は経つだろう。


「君に巡りあえたそれって」


「雑音聴こえるんですけど、」


「きせ…き……?」


「独り言激しいですね」


振り向くと今最も会いたくない人に会ってしまった。