ドーナッツを咥えたまま口の奥に食べ運ぶ。 「おいおい、俺の指まで齧るなよ?」 いっそのこと思いっきり噛んでやろうか。 「なんか、リスみてぇ。」 誰がリスじゃい! 「久々に怜ん家行っていー?」 「調子のんな」 「じゃあ俺ん家くるー?」 「やだ。」 「玲ん家は行くくせに。」 「なに、行ってどーすんの。用も無いのに。」 「んー?それは来てのお楽しみー」