そう言うとジリジリと近づいてきて壁に追い詰められる。 「ふーん。あの事バラすぞ。ついでに怜が玲の事好きだってことも言いふらしてやろー。」 「やめろぉおおおおおおお!!!!!」 こいつ…。厄介者だ。くっそ。 「はーい、じゃあそーゆーことで。」 そう言って肩に掛けていたスクールバックを私の顔に向けてきた。 「何」 「持てって事だよ。」 笑いながらそう言う一樹が怖い。 本当怖い。