黒猫男子とツンデレ女子



「~♪」


ケータイの着信音が鳴った。

誰だよこんな夜に。


開いて見ると、玲だった。


「はい?」


無言。


何よ、なんかしゃべってよ。

玲から電話とか珍しい。

「もしもーし?ねぇ!!」


「……あ、うん。」


「何?」


「――――付き合ってほしんだけど」


…ぇえ!?ちょ…っ、玲!?

いきなり話すと思ったら何ですか!!

付き合ってほしいってまさか玲から!?てことは…好きなの!?


「おい、」

やばい!!でも何で!!やばい!!