次の日も次の日も3人に聞いても無視された。
理由も分からない。

「なぜ?」と心の中で何度も繰り返してた。
そしてある日、私の顔が暗いからと親が心配して聞いてくれた

その瞬間 私の心の中にあった何かが弾けたように
目から涙が溢れ出てきた。

止まらなかった。

担任も私を心配して聞いてくれたそして給食・保健委員会のメンバーを
一度教卓の前に集めそのことについて話してくれた。

今にも泣き出しそうな私を見てある男子がこう言った。
そのある男子とは幼馴染みの大和だ。
「いいじゃんもう、瑠奈は保健に入れよ」と言ってくれたのだ

嬉しかったと言うよりも助けられた。

地獄から抜け出せた。

そのときは大和への感謝しかなかった。


「ありがとう大和」