「―――や!おい、凌也!」

「……」

「おい!夕飯は憐さんの家にいくんだぞ!」

「ああ」




俺はベッドから起き上がり

携帯、財布だけを持ち、四人で部屋を出た。



「タクシー呼んどいた!」

「たまには気がきくんだな」




俺のセリフに龍太は批判を浴びせるがしかと。




タクシーに乗り込んで憐さんの家に向かう。