――――――― (( 優しさ )) ―――――――





そんな毎日が続いて

中2の冬に幸那から連絡が来た。




【たすけて】

【どうした?なんかあったのか?】

【いてもの公園に来れる?】

【うん。急いで向かうから】




俺は夜の2時過ぎに園を抜けた。

ばれたら怒られるけどそんなのどうでもいい。



幸那が助けてなんていったのは初めてだったから。

結構やばいことだって感じた。



寒くて指先も動かないくらいの冬でも

汗が止まらないくらい走った。