コツ、コツ、コツ...と誰かの足音が聞こえる。


迷うことなくこちらに向かってくる。


どうしよう、隠れる前に見えてたんじゃ...?


どうか、どうか先生じゃありませんように!!


そう願っていたら、足音は止まって、そして去っていった。


良かった...バレなかった...


安堵したのもつかの間、私はある事に気づいてしまう。