冬のはじめの朝の体育館。


バド部だけしか使っていない裏口に鍵はかかっていない。
簡単に入ることができた。


電気はついてなくて、空気は朝独特で、ちょっと白っぽかった。


窓から朝日が差しこんできた先には、バドミントンをしている先輩がいて、


目が合って、



シャトルが静かに落ちた。