夢を見た。
それは満月がいつもより大きく輝いている時。
あれは夢とは思えないほどにリアルで忘れられない。
僕は毎晩月を眺めるのが好きだ。
いつも形を徐々に変えては楽しませてくれる。
そんなある日の夜。
その日はお風呂を長めに入ってたためいつもより遅い時間になった。
いつも見てる月の角度は窓から見ると50度辺り。
「おっ、今日は真正面まで来てるじゃん。今の時間は…11時か。これからはこの時間帯に見るかな。」
ゆっくりとベッドの上に乗り、月を眺める。
今日は満月。
雲も一つもないから輝いて街をかなり明るく照らしている。
「綺麗な月だ。クラスの中にもこんなに綺麗な女はいないんだろうか…。ん…?」
月に見惚れていると何か怪しい物体が月の方に向かって行くのが見えた。
鳥か!?…にしては大きいな。
あっ、宇宙人なら!…いや、なんかあれは女の子みたいな姿をしている。
「ま、まさかぁ!おとぎ話じゃあるまいし(笑)」
自分で言って自分で突っ込む。
こんな馬鹿をしたのは初めてで恥ずかしい。
俺は真剣にもう一度見るために両手で目を擦りさっきの女の子を見た。
「…綺麗だ。月と同じ輝きをしてる。」
今度ははっきり女の子を見た。
腰まである長い髪。
汚れなど持っていない真っ白な肌。
少し小柄だがか弱さを見せようとせず月へと真っ直ぐに飛んでいる。
俺が覚えているのはここまで。
いつの間にか朝になっており、目覚まし時計が7時50分を指していた。
特に遅刻したわけでもないのでゆっくり支度をする。
昨夜見た夢を思い出しながら。
それは満月がいつもより大きく輝いている時。
あれは夢とは思えないほどにリアルで忘れられない。
僕は毎晩月を眺めるのが好きだ。
いつも形を徐々に変えては楽しませてくれる。
そんなある日の夜。
その日はお風呂を長めに入ってたためいつもより遅い時間になった。
いつも見てる月の角度は窓から見ると50度辺り。
「おっ、今日は真正面まで来てるじゃん。今の時間は…11時か。これからはこの時間帯に見るかな。」
ゆっくりとベッドの上に乗り、月を眺める。
今日は満月。
雲も一つもないから輝いて街をかなり明るく照らしている。
「綺麗な月だ。クラスの中にもこんなに綺麗な女はいないんだろうか…。ん…?」
月に見惚れていると何か怪しい物体が月の方に向かって行くのが見えた。
鳥か!?…にしては大きいな。
あっ、宇宙人なら!…いや、なんかあれは女の子みたいな姿をしている。
「ま、まさかぁ!おとぎ話じゃあるまいし(笑)」
自分で言って自分で突っ込む。
こんな馬鹿をしたのは初めてで恥ずかしい。
俺は真剣にもう一度見るために両手で目を擦りさっきの女の子を見た。
「…綺麗だ。月と同じ輝きをしてる。」
今度ははっきり女の子を見た。
腰まである長い髪。
汚れなど持っていない真っ白な肌。
少し小柄だがか弱さを見せようとせず月へと真っ直ぐに飛んでいる。
俺が覚えているのはここまで。
いつの間にか朝になっており、目覚まし時計が7時50分を指していた。
特に遅刻したわけでもないのでゆっくり支度をする。
昨夜見た夢を思い出しながら。