ドンッ

!?

一瞬何が起こったのか分からなかった。けれども私は確信する。

いわゆる[壁ドン]だ。

いや、でも全然ときめかないし、むしろ恐怖しか感じない。
だれか、私の夢を返せ。

「これで貸し2。さて、どうする」

うわ、ヤバイぞ。これはヤバイパターンですな。

戸惑う私。吉川君は私をもてあそんでる?
表情よこせ。おら。

「今日帰るには1つ方法がある」



首をかしげる。今度は本当に分からない。

「それはな______




俺の質問に答えることだ」