そんなこんなで私と康介は狭い公園で2人っきり。
小学生すらもいない公園。
貸切状態ってわけだ。
「は、離してくれないか…?」
よくよく考えると私が康介に後ろから抱きついてる状態。
バッと一瞬にして離れる。
急に体温が上がっていく。
久々な感じ。とっても熱い。
付き合ったばかりの時はこんな感じだったなぁ。
「ご、ごめん…なさい…」
頬を人差し指で掻く。
そして、まだ頬が濡れている事に気づく。
「なんで、泣いてるの…?愛」
康介の大きくて傷だらけの手が私の頬に触れた。
ひんやりしてて、気持ちいい。
そして優しさが余計涙を誘う。
「う、うわぁぁぁあん…」
やだ、私、声出して泣いてる。
バカみたい。
「こ、怖かった。怖かったよぉ……。
康介、死んじゃうか、と思……た…」
本当にどうなるかと思った。
殺人事件の第一発見者になるところだった。
「そうか、そうか……。
よく頑張ったな…」
ギュッ
あぁ、この香り。
康介だなぁ……。
「ゔぅ……そんなっ…そんな事され、されたら、余計泣いちゃう……」
感情が言葉に全て出てくる。
どうして心と身体って離れられないんだろう。
もう、バカバカ。
私のバカ。
涙を堪えようとすればするほど溢れてくる。
「泣きたい時は泣くものだろ。
1人にした方がいいか?」
そんな、せっかく康介とまともに話してるのに……。
フルフル
「康介、うち、来て…。ケガの手当する……」
「いいよ、見た目ほど、そんなに痛くないしさ」
そんだけ血だらけで良く言えたものだ。
絶対に痛いに違いない。
「ウソばっか…。
康介のそーゆー所嫌い」
「嫌いも何も全部嫌いなんだろ」
わわわ、ちょっと頬が膨らんでる。
ツンデレも健在しているようで。
「……す、好き。…好きだよ?」
「は?」
引かれた!?
けど、もう引き下がれない。
「私と……私と、もう一度付き合ってください」
い、言えた。
ストレートにも程がある言葉だったけど。
あとは、当たって砕けろ!だ。
「本当に?本当に俺に言ってるのか?」
コクコク
康介以外考えられないよ。
「俺も好きだよ。愛の事」
照れくさそうに言ってきた。
「う、嘘でしょ…?」
「ほんとだって……。
じゃなきゃ抱きついたりしないから」
こんなのって……。
「ほら、手当してくれるんだろ。行くぞ…」
こんなのってあり!?
でも、康介の赤面を見て確信する。
私って愛されてるなぁって。
小学生すらもいない公園。
貸切状態ってわけだ。
「は、離してくれないか…?」
よくよく考えると私が康介に後ろから抱きついてる状態。
バッと一瞬にして離れる。
急に体温が上がっていく。
久々な感じ。とっても熱い。
付き合ったばかりの時はこんな感じだったなぁ。
「ご、ごめん…なさい…」
頬を人差し指で掻く。
そして、まだ頬が濡れている事に気づく。
「なんで、泣いてるの…?愛」
康介の大きくて傷だらけの手が私の頬に触れた。
ひんやりしてて、気持ちいい。
そして優しさが余計涙を誘う。
「う、うわぁぁぁあん…」
やだ、私、声出して泣いてる。
バカみたい。
「こ、怖かった。怖かったよぉ……。
康介、死んじゃうか、と思……た…」
本当にどうなるかと思った。
殺人事件の第一発見者になるところだった。
「そうか、そうか……。
よく頑張ったな…」
ギュッ
あぁ、この香り。
康介だなぁ……。
「ゔぅ……そんなっ…そんな事され、されたら、余計泣いちゃう……」
感情が言葉に全て出てくる。
どうして心と身体って離れられないんだろう。
もう、バカバカ。
私のバカ。
涙を堪えようとすればするほど溢れてくる。
「泣きたい時は泣くものだろ。
1人にした方がいいか?」
そんな、せっかく康介とまともに話してるのに……。
フルフル
「康介、うち、来て…。ケガの手当する……」
「いいよ、見た目ほど、そんなに痛くないしさ」
そんだけ血だらけで良く言えたものだ。
絶対に痛いに違いない。
「ウソばっか…。
康介のそーゆー所嫌い」
「嫌いも何も全部嫌いなんだろ」
わわわ、ちょっと頬が膨らんでる。
ツンデレも健在しているようで。
「……す、好き。…好きだよ?」
「は?」
引かれた!?
けど、もう引き下がれない。
「私と……私と、もう一度付き合ってください」
い、言えた。
ストレートにも程がある言葉だったけど。
あとは、当たって砕けろ!だ。
「本当に?本当に俺に言ってるのか?」
コクコク
康介以外考えられないよ。
「俺も好きだよ。愛の事」
照れくさそうに言ってきた。
「う、嘘でしょ…?」
「ほんとだって……。
じゃなきゃ抱きついたりしないから」
こんなのって……。
「ほら、手当してくれるんだろ。行くぞ…」
こんなのってあり!?
でも、康介の赤面を見て確信する。
私って愛されてるなぁって。
