無声な私。無表情の君。

か、書けない。
手が動かない。
どうしよう、聞きたいことがありすぎて……。

「……じゃあな…」

今度は、もう、止める気にもならなかった。
失望した。
康介にではなく、自分でも良く分からない何かに失望した。
ゆっくりと床へ座り込む。
床の冷たさが、足へ刺さるようだった。
そのまま、電子ホイッスルを

ピーーーー

と鳴らす。
今日も練習が始まる。