無声な私。無表情の君。

家へ帰った瞬間、ベットへダイブした。

バサッ

胸ポケットからメモ帳が落ちる。
そんな事も気にしないで、大きなため息を吐く。
今日はリハビリの日だけど行かなくてもいいかな。
だるいし、1日ぐらい大丈夫でしょ。
何より

声出たし。

今は出ないけどね。
優香に伝えたけど信じてもらえなかったし。
論より証拠ってか。

最近は食欲も無いし、今日も食べなくてもいいかな。
シャワー浴びて、勉強して、とっとと寝よ。

いや、勉強もサボろ。
ここ一週間は妙にヤル気が起きない。
まあ、事が事だからね。
仕方ない、仕方ない。

シャワーを浴びる為に浴室へ行った。
流れてくるお湯が気持ちよかった。
このお湯と一緒に今までの康介との思い出も全部流れたらいいのに……。
なんて何回も思った。
でも、心の底では

絶対に忘れない

って嫌でも思ってたんだ。
私は馬鹿だからさ。