「大翔さんが、描いたんですか!? この立派な絵画。」 「あっ、うん。 絵は何故か小さい頃から得意でよく描いてたんだ。 俺が趣味で書いてた絵を見て、あの海を書いて欲しいってお願いされたんだ。」 照れながら、大翔さんが話した。 「ありがとうございます!」 「叶えちゃんと龍のためだからな。 下手だけど、飾ってくれな。」 「もちろんです! 大切にします!」 「ありがとう。」 嬉しそうな大翔さんの表情に、ホッとした。