”かなえ” んん? ”ありがとう” 聞きなれた声が聞こえた気がした。 ”龍~大好きだよ~” 太陽に向かって叫んだ。 すると光は輝きを増し、 龍、聞こえたのかな? あたしは、いつまでも龍が好きだよ。 ”愛してるよ” ”お互いを想い合う” これが、二人の約束の結末だね。 龍は、立派に約束を守ってあたしに伝えてくれたね。 手紙という不器用な形だったけど、 龍が、残した想いを受け止めて生きてくよ。 これから、ずっと…ずっと。