ドタバタしてて 久しぶりに、ゆっくり見た海。 あの日と変わらない。 ちらつく雪も、 潮の香りも、 波の音も、 何も変わらずあたしを出迎えてくれた。 まるで、 ”おかえり” と言われてるみたいで、 やっぱりこの場所はあたしにとって ”特別” だと実感させられる。 龍にとっても ”特別” なのかな? そんなことを思っていたら、 パァ~っと太陽の光が差した。 「きれい…」 思わず美しさに見とれるあたし。