いつか、この思いを伝えることができればいいのに。

だから私は、嘘告白を続ける。あなたに、想いを伝えるために....

「ねぇ、恵美。今日付き合って?」

「あー、あれね。いいよ」

恵美は可愛くふふっと笑って答えた。

「陽笑は、ホント可愛いんだからっ!!」

恵美が私に抱きついてきた。

「やめてよ///可愛くないから!!」

「えー?俺も陽笑は、可愛いとおもうぞ」

いきなり、和真が話に入ってきた。てか、今まで存在忘れてた....

というか、い..今なんて!?

「なっ....なんて!?」

「だーかーらー。陽笑は可愛いって」

可愛い....和真に可愛いっていわれた////

色んな女子に言っているであろう言葉でも、私は涙が出そうだよ…

「変なやつだなー。つーか、もう授業始まんじゃん。準備しよーぜ!」

「う、うん!」