幼なじみはクールボーイ

「…なあ」

悠がソファにゆっくり近づいてきて私の涙を拭う。

「…どんだけ俺の心かき乱したら気ぃ済むんだよ…」

「っ…」

かき乱す…?かき乱してるのは悠だよ…

私の心、悠のせいでぐちゃぐちゃだよ?

なんでだと思うの?

「っ…悠…」

「…美緒」

悠が意を決したように顔を上げた。

「…昨日はあんなことして悪かった。
でもなんであんなことしたか…お前にわかるか?」

なんでって…

「わかん…ないよっ…」

わかるわけないでしょう?

すると悠はそうだよな、と呟いて続いてボソッとなにかを呟く。

「…好きだから…」

「…え?」

悠はまっすぐ私の目を捉えた。