「悠……」

震えながらそう言う美緒をみて唇を噛む。

…終わりだ。

幼なじみっていう美緒との関係も、

信頼も、友情も

俺の…想いも。

俺は立ち上がるとなにも言わない美緒に背を向けて部屋を出た。