幼なじみはクールボーイ

「ムリ」

ほっ……

でもなぜかその場から離れられない。

「桐乃さんが…好きなの?」

ドクンッ……

「…別に……」

ドクッドクッドクッドクッ

「別にってどういう意味?」

ドッドッドッドッ……

「…なんで答えなきゃなんねぇの?」

ドクンッ……

「なんでだめなの?」

「…別に」

「好きじゃ…ないんだ?」

「…」

あ…

心臓の高鳴りが止まり、全身がさあーっと冷めていき、瞳からは涙が溢れる。