幼なじみはクールボーイ

え…

「本気。本気で好き。
昔から大好き。
誰より好き」

そう言うとじっと私を見る。

「…なーんてねっ」

光がそう言って立ち上がった。

「冗談だよ、今の。ごめんねー?」

え、

「えぇぇぇえええ!?」

冗談!?

そりゃありえないとは思ってたけど!!

でも一瞬本気にしちゃったじゃない!!

「ごめんねー?まあでも…」

光はそう言うとニヤッとする。

「…誰かさんが言いたくて仕方ないことだよ」

「え…?」

わ、私に…?

「じゃあお風呂入ってくるねー!」

光はそう言うとリビングを出て行ってしまった。

え…誰かさん?それこそ冗談か…

はあ…やられたなぁ…

「…本気、だけど悠にいちゃんに譲るよ」

その頃、光がそう呟いていたことには気づかなかった。