幼なじみはクールボーイ

美緒side

ただいま授業中。

数日前のことを思い出して頰が火照るのを感じる。

悠…なんであんなこと平気でするかな…

こっちは未だにこんなにドキドキして、授業もままならないっていうのに…

はぁぁぁぁ…とため息をつくと佐藤君が肘で私の肘をつつく。

「…どうしたの?」

そう小声で聞いてくる佐藤君にため息ついて首を横に振ることしかできない。

「体調悪い?」

「…ううん、大丈夫。ありがとう佐藤君」

そう言って微かに微笑む。

「っ…い、いいえ。
相談とかならいつでも聞くから」

「うん…ありがとう」

私はそう言うともう一度ため息をついて授業に集中した。