「なんで怒ってるの?」

「…別に。怒ってねぇけど」

うっそ〜…

「オーラが怒ってるよ」

「…ふーん」

ふーんって…

「なんでなの?」

「…さあ」

悠はそれだけ言うとテレビをつける。

もう…

「…姉貴は帰って来るぞ」

「え!?ほんと!?」

きゃーーー!やったぁ!!!

「やったやった!!
帰って来たらすぐ連絡してね!!」

「…おう」

悠はフッと笑うとテレビに目を向けた。

私はご機嫌で再びストーブに張り付いた。