幼なじみはクールボーイ

けど…

「あっ、す、すみませんっ」

すごい人混みで何回も人にぶつかる。

「わっ…」

下駄でバランスが崩れる。

すかさず悠が抱きとめてくれた。

かぁっと熱くなる頰、早くなる鼓動。

そんな私に悠は大きくため息をついた。

「…ん」

悠はそう言って右手を差し出す。

え…?

「…迷子とかなられたら困るし」

それって…手、繋いでいいの…?