伊吹はそう言うと私にキャンディを渡した。

「わー、ありがと〜!」

途端に機嫌が良くなる私。

「単純なやつ」

悠がそう言うのが聞こえたけど無視無視!

「悠、明日暇だったらどっか出かけない?」

伊吹が悠に話しかけて智美がその姿をぽーっと見ている。

「ああ、いいけど?」

「よかった。また連絡する。
じゃあ委員会で」