幼なじみはクールボーイ

外に出ると思いっきり伸びをする。

「わあ、朝の空気、なんか清々しいね!」

「そうだね」

朝陽がそう言って微笑む。

私は少しはしゃいで空気を胸いっぱいに吸い込む。

と、朝陽がさっと私の手を取った。

急なことにびくっとして手を引っ込めようとすると朝陽がぐっと力を込めて微笑む。

「行こう?」

「え…う、うん」

ど、どうしたんだろ…

私はそう思いながらも朝陽の手を振り払えず、

悠の視線を気にしながらそのまま歩き続けた。