綺麗だけど悠と見てるから

余計に綺麗に見えるよ…なーんて。

ドキドキと鼓動が速くなり、

二人の間に沈黙が流れる。

だけどこの空間…すごく心地いい。

悠もそう思ってくれてるかな?

突然ビュッと強い風が吹いた。

「そろそろ入るか」

「うん」

少し残念だな…と思いながら、私は悠と共に部屋に入って行った。