眼鏡の下のキミ

「いやぁ…でも、私はプリントを届けに来ただけなので」




絶対早川君には会いたくないよ。話したこと一度もないのに!




「まあまあ、そう言わず!いらっしゃいよ」




グイッとおもいっきり引っ張られて中に入れられた。




こんな華奢な体のどこにこんな力が?




「お、お邪魔します…」




ためらいながらも靴を脱ぐ。




「じゃあ、お茶準備してるから大輝の部屋に行っててくれる?階段上がってすぐ左の部屋だから」




え、まさか、一人で早川君の部屋に………!?




「え、あの、一人で行くなんて無理ですよ」




「大丈夫、私が後で行くから」




早川君のお姉さんはそう言いながら私の背中を押した。




早川君のお姉さんの力はやっぱり強くてあっという間に階段の前に来てしまった。




仕方ない、勇気を出すんだ!!