でも、本当に本当に。 誰も死んでいなくてよかった……。 …………いや、分からない。 お父さんとお母さんは? あたし達の両親は? 嫌な予感が、まだ鈍いあたしの頭を駆け巡った。 一応、だ。 そう、一応。 そう心に言い聞かせて、あたしは精一杯の笑顔で二人に尋ねた。 「ねえ、お母さん達は……?だ、大丈夫だよね……?」