世界は変わらない (A・T)







「てか大星、あのさ……」


 憂亮が大星に話を振る。



「様は!?」


 大星はすかさずそう言う。


「またかよ、面倒くせぇ。バカか」


「はあ!?」



 ちょ、やっと終わったと思ったのにおい!!



 ふぅ。本当、やっぱ変わらない。

 てか、変われ!!



「言ってること違くね?」


 大星は呆れた様に笑う。


「いいのよ」


 あたしはそう言いながら微笑んだ。




 両親が死んでしまってから、色んな事が変わっていった。

 沢山の苦しみにあたし達は悩まされた。



 でも、きっと大丈夫。


 だって、変わらないものが、ほら、ここにある。


 大事な人がほら、ここにいる。




 きっときっと……