ったく なんでだよ 倉庫行けや 倉庫。
もぉ お袋は どこだよ。
なんて 1人で文句を言いながら お袋が
居るであろう 部屋に向かう。
俺のオヤジのとお袋は なんて言うか。
組?族? オヤジ達は組かな??
の 組長らへん やってる。
だから 倉庫でたまればいいのに なのに
なんで よりによって 家なんだよ。
そんなことを考えながら お袋の部屋の前につく。
碧「お袋ー。おーい。入るぞー。」
って。
碧「いねーじゃん。」
はぁ。探すのダルイなぁ。
あ。電話でも してみっか。
――――――プルプル…「もしもー?」
碧「あ。どこにいんの?」
母「え?なんで?」
碧「なんでじゃねーよ。どこだよ。」
母「屋根。外 綺麗だぜ?」
碧「はいはい。行くわ。」
電話を切って とりあえず 窓から屋根に上がる。
どこだー。お袋。また なんで屋根なんかに。
あ。
碧「お袋 みーっけ。」
母「お袋じゃねーし。ママってよべ。あと隠れてるつもりないし。」
碧「お袋 隠れれてないし。」
なんて 噛み合ってない話しを交わした
母の名前は 櫻花 舞琴-おうか まこと-
碧「っつか なんで 家で飲んでんだよ。」
母「倉庫電気切れたってー。」
碧「は?!夕方ついてたじゃねーかよ!」
母「しらねーよ。正樹に言って。」
碧「絶対その話嘘だね。オヤジのうそだ。」
母「つか 入学式。あるんだったら早く寝れよ!」
碧「寝れねーよ!寝れねーからここにいんの!」
母「じゃぁ 飲め!」
碧「飲めじゃねーよ!明日ってか今日だけど。入学式な!」
母「じゃぁ あたし飲んでこーよお。」
碧「は?!なんでよ!」
母「なんでも。あ!この際碧も飲んじゃえ!」
はぁ?!
碧「入学式だぞ?明日ってか今日か。入学式だぞ?!」
母「なによ 珍しい。いっつも集まりの時バカみたいに飲むくせに。へーんなの。」
だって。入学式だぜ?
